道後温泉

うまれてはじめて松山の道後温泉に行った.古いタイプの温泉街と言った感じ.本館に行ったが,サービスの質で料金が変わる仕組み(こう書くと当たり前だが)は面白い.例えば,普通にはいるだけなら400円だが,浴衣とお茶(だったと思う)が着くと800円になる.合理的といえば合理的.浴室は普通の銭湯といった感じ.シャンプーも石けんもない.現在のスーパー銭湯的な雰囲気を求める人はリピーターにはならないだろう.あくまで,地元の人の「お風呂」であり,観光客(つまり一度しか来ない人)にとっての「観光地」なんだろう.
この本館は宮崎駿の「千と千尋の神隠し」のモデルになっているらしい.館内の掲示板にその事実を報道した新聞のコピーが貼ってあった.掲示板には他にも,「坊ちゃん」の映画・ドラマの舞台になったことが書かれていた.このあたりは歴史的建物であるということを安っぽくみせてしまうような気もするのだが,掲示したい気持ちも分かる.

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