福田がWRTLT@広島で研究発表

M2の福田です.

1ヶ月前になりますが11/24,25に広島県宮島口近くの安芸グランドホテルにて行われたThe Seventeenth Workshop on RTL and High Level Testing(WRTLT)で研究発表を行いました.

発表タイトルは”Impact of State Assignment on Error Resilient Stochastic Computing with Linear Finite State Machines”です.

発表内容はこちらの研究を拡張したものです.線形有限状態機械(線形FSM)を用いたストカスティックコンピューティング回路では状態割当てによってエラー耐性が大きく影響することを明らかにしました.

ストカスティックコンピューティング(SC)とは1の存在確率によって,数値を表現するビット系列を用いた演算方法です.例えば,ビット系列が00111101だと8個中1の現れる個数は5個であるため,1の存在確率は5/8=0.625となります.このビット系列を用いることで2進数をベースにした演算回路より小面積でエラー耐性の高い演算回路が実現できます.しかし,従来提案されている線形FSMを用いたSC回路内の状態保持部は2進数で状態を表現しているため,エラー耐性の面でSCの弱点といえます.今回の発表では,複数の状態割当てを実験的に行い,最もエラーの影響が小さい状態割当てを考察しました.

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以下は線形FSMを用いたSC回路を動体検出に応用した処理結果を示しています.適切な状態割当てを行えば,エラーが発生しても人の一部は検出できていますがそうでない割当てでは全く検出ができないため,状態割当てはエラー耐性に大きく影響するといえます.

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今回は初めての英語による研究発表でした.良かったこと,反省すべきこと,課題などたくさんありますがとりあえず自分の中で変われたことはしゃべりたいことを英語で考えたり,勉強する癖がついたことです.今までは研究論文を読んだり,TOEICの勉強などが英語学習でしたが英会話をあまりやってこなかったため,(英会話をやってこなかったせいだけじゃないと思いますが…)コミュニケーションが全く取れませんでした.また,今回の研究会に限らず,通学途中やアルバイト中などでも英語で話しかけられることが多くなりました.大抵はジェスチャーで乗り切ってしまうのですが一応僕も大学院生ですし,英語でズバッと伝えたい気持ちがようやく強くなりました.この気持ちを大事にしながら英語学習に励みたいです.

最後に研究発表に向けて多くのアドバイスをしていただいた井上先生,岩垣先生,そして直属でいつもお世話になっている市原先生,いつも本当にありがとうございます.修士論文発表に向けてこれからもよろしくお願いします.

以下は発表している写真です.親知らずの痛みに襲われたり,Macの発表原稿が動かなくなったりと少々パニックになりましたが無事発表を終えました.

がんばった自分

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